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クマザッカ

モノオタクの魅力紹介ブログ。コーヒー、ファッション、自転車の品揃えが良いです。

システムエンジニアは収入いいし残業少ないから超オススメらしい。一般的には。

執筆した記事の整理をしていた際、下書きフォルダに非常に面白い愚痴ページが潜んでいました笑

 

仕事を辞めたばかりの時ですが、面白かったので公開しようと思います笑

注:システムエンジニアの方を誹謗中傷する内容ではありません。

 

~~~~~~~本文ここから~~~~~~~~~

 

いわゆるSierという業界で、見事にITゼネコンの一員として働いている私です。

ライティングに専念するためSierからは足を洗うことに決め、Sierとしての余生を送っています。

現在の現場が二次受けのシステム保守案件なのですが、最近客先の社員(主に身なり)を見るうちに、やはりシステムエンジニアの年収は結構高いのではないかと思うようになったので調べてみました。
比較対象は特にありませんので、ただの所感です。

 

 

システムエンジニアの年収を考えた経緯

経緯としては、こんな感じ。

 

転職するから

人を1人の人間として扱われない業界はもう…嫌なの…

 


客先連中、社内の人間の暮らしぶり

 

・客先、推定30歳前半、子持ちは奥さん専業。なお、時計はグランドセイコーがお気に入りのもよう。
客先、推定30歳前半、既婚、子供存在不明はオメガのコンステレーションとシーマスターでローテ。チャーチのコンサルはいつも綺麗。歩き方うざい。
自社、11年目、子供は3人。奥様は専業。ゲーム課金が趣味。
自社、7年目、中野に家を買った。腹をくくったもよう。背が低い。
客先マネージャー40代、子供2人、HUBLOTの時計を目撃。シャツはいつもナポリっぽいアメフラシ感ある。多分コルナゴのクロモリロードを愛用。

 

 

うーむ、考えていきます。

 

システムエンジニアの平均年収(男性)


厚生労働省による27年度賃金構造基本統計調査では、平均年収は38歳592万円となっています。
月収でいうと、推定ではありますが40万円前後とされています。

一般的な会社員の平均よりも少し上という程度です。


ただ、このデータでは労働時間が月150時間とされています。


システムエンジニアのほとんどと言える人数がこれより多くの残業をしているでしょう。
超過労働時間が増えると残業代が出る会社もあるため、平均年収はもっと増えるはずです。

このデータの通りの労働環境だとすると、おそらく管理職となっているであろう38歳男性が、月150時間時間で月40万ももらえる。
これ、なんか時間と金だけみるといい仕事に見えますよ。超オススメですよ。

 

 


システムエンジニア オススメできない理由があるとすると?

 

システムエンジニアをオススメできない理由があるとすると、強いて言うなら人が人として扱われないことがあること、突然一か月くらい休みがなくなるケースがあること、それが年に3回くらいあることだと思います。

 


よく作業現場で扱われる「人日計算」。
これが、システムエンジニアの世界では結構な確率で1人が1人としてカウントされなかったりします。
新人が0.3人とかになるのは直感的にわかるのですが、自社の利益のために1人が2人とかで(内部では)カウントされたりします。
要するに、定時で帰れるはずがありません。

 

ほとんど定時で帰れないなんて誇り高きビジネスマンなんだから当たり前だというのは私からしたら完全に頭がどうかしています。有能なビジネスマンなら可能な限り効率化を図り、労働時間を減らすものです。

 

客先社員の「うーん。これ大丈夫だよね?」という一言でその日の睡眠はなくなったりもします。
これがシステム屋だという老害もいますがね。

 

これらのすこーし気になる部分はありますが、我慢できる人にはシステムエンジニアオススメです。

 


ええ。そうです。愚痴です。疲れました。
「俺やりたいこととか見つかんないから、多少いじれるPCを仕事にしよう。SEだ!」とかいう就活生の方々は、将来やりたいことがPCとか金だけの人以外は絶対にシステム屋にはならないほうがいいです。


変にプライドをもった下請け作業者の変な空気感に慣れてはいけないと思います。

 

ーー家計は安定する?

僕はごめんだね。自分の時間や家族の時間を作るべきだ。

 

ーー土日は休みなんだろ?いいじゃん。
大体は休みさ。だからって平日に家族と会話する時間がないのが偉いのか?社畜か?

 

ーー働けんのは今のうちだぞ?
知るか。頭使え。幾つになっても頭使って稼げ。

疲れたのでやめます。システムエンジニア

 

 

 

 

追記
大変失礼しました。
完全に自分が仕事できないが故の愚痴です。
こういう仕事ができる人たちってのは本当にすごいと思います。
そういう人たちが日本のシステムを動かしていることを忘れてはなりません。
嫌悪感もありますが、畏怖といったほうがいいかもしれません。引いています。

さてこれから、何して暮らそうか。

 

 

その後

結局、フリーのwebライターでちょっと稼いだのち、友人の勧めでwebエンジニアも始めました。

モチベーション管理と毎日戦っていますが、SEをやめたことによって人生は間違いなく進みました。

 

好きなコーヒーを扱うメディア寄稿にも携わるようになりましたし、アイデアが降ってきたときに自分で実現できるためのweb力も身に付きつつあります。

ドタバタしましたが家族を増やすこころの準備もできました。

ブログの更新もまだたどたどしいながら少しずつ自分を発信でき始めています。

 

今でも、仕事は男の人生の中心一部であるべきだと思いますが、自分の琴線に触れることができる仕事を探すのって、大事なことなんだなぁと改めて実感しています。

 

よし。お仕事がんばります!