サンワサプライの折り畳みキーボードのおかげでブログ更新効率が爆上がりした話
さてこのブログの更新はかなり滞っているのですが、いくつかのメディアで記事はあいかわらず書いています。
最近の私はというと、本業はシステムエンジニアをしており、帰宅してからちょこちょこ書いては記事を上げ…という生活をしています。
幸い、ここのところは本業に余裕が出てきたので、また気持ちを新たにライティングの方も進めようかと思っているところです。
とはいえ、平日夜に記事を書くだけでは、なかなか進みが遅い。
やる気が出がちな昼間だけでもちょっと書き物がしたいなあ、と思っていました。
そんな中、新しく導入したサンワサプライの折り畳みキーボードSKB051。
小型の折り畳みキーボードという、商品としてはかなりキワモノの部類なのですが、これが非常に調子が良いのでご紹介します。
サンワサプライの400-SKB051は空き時間のちょい書きに最適だった
私は本業ではスーツ仕事で、自分のpcを持ち歩くのはちょっと面倒。
会社からはPCが貸与されているので、自前のPCを堂々と持ち込むこと自体に気が引けます。
でも、どういうわけかちょっとだけ記事更新のモチベーションが上がってきたので、空き時間にちょっとでも書き進めたいな、と思っていました。
とはいえ、平日の昼間にPCいじってて声かけられるのも色々面倒だし…
スマホでフリックで打つのも疲れるし、タブレット買ってもキーボードが必要になるし…
ということで導入してみたのがこちら、サンワサプライの折り畳みキーボードでした。
この記事も、400-SKB051&iPhoneで書いています。平日お昼休みのマクドナルドより愛を込めて。(あんまり社内の人間に見られたくもないので)
使用して感じたのは、以下の3点。
- 思ったより打ちやすい
- スーツのポケットに入るのが素晴らしい
- レスポンスも良い
400-SKB051は超小型なのに、思ったよりも打鍵しやすい
昔使っていた東芝の超小型ノートpcのキーボードが、文字を打つたびにぶっ叩きたくなるほど打ちづらかった(なんならタッチパッドもゴミレベルだった)ので、正直言うとこのサイズ感のキーボードには期待していませんでした。
もっと正直言うと、買わないつもりだったのに酔っ払って気づいたらポチってました。
しかし!SKB51に関しては「実用に耐えうるレベルには」打ちやすいです。
キーの一つひとつはかなり小さいのですが、キーピッチが広めに取ってあるので、そこまでミスタイプも増えていないです。
そして、この特徴的なエルゴノミック形状もかなり良し。
もちろん、フルサイズのキーボードやらマイクロソフトの本家エルゴノミックキーボードと比較すると、やっぱり投げ捨てたくなるレベルではありますが、
「このサイズのキーボードではエルゴノミクス形状は必須なのでは?」
と感じるほど、自然な姿勢で打鍵ができます。
マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: Personal Computers
私の場合、平日の昼休みに30分程度使って500文字程度書き、自宅に帰ってから続きを書いたり、編集してブログにあげたりします。
毎日記事をアップしている訳でもないので、アウトラインだけSKB051で打って、後からmacで編集・加筆修正する、というプロセスで使用しています。
そもそもそれほど多くの文章を書くための物ではないこと、文字を打つ意外の用途には使わないことを考えると、必要最低限レベル以上には使える性能だと思います。
SKB051はスーツのポケットにも入るコンパクトサイズ!
前述の通り、私はスーツ通勤サラリーマンですので、ポケットに入るこのサイズ感は非常に嬉しい。
空き時間にカフェでちょっと書き物をし、スマホとこのキーボードを「スッ」とポケットに放り込んで会社に戻れるというのは、とても気軽でよろしい。
折り畳み時は勝手に開かないよう、マグネットで「パチッ」と止まる構造になっています。
プラスチック製のカバー(兼スマホスタンド)も付いており、バッグやポケットの中でバタつくこともなく、システム手帳を持ち歩いている感覚に近いです。
カバー兼スマホスタンドは、他の方のレビューでも言及されている通り非常に安っぽい作りですが、この価格ですから致し方なしでしょう。
スマホスタンドとして不便はありませんので、機能はこちらも文句なしです。
ペアリングも即時に可能、通信でのストレスもなし
↑かなり前の話になりますが、私も上のポストに書いた通り経験があり、このテの低価格帯bluetooth商品は、通信自体が不安定で合ったり操作にタイムラグがあったりすることが多々あります。
しかしこのSKB-51については今の所ノーストレスで使用できています。
初回だけペアリング設定をしておけば、キーボードを使いたい時にパタっと開けばすぐに文字が入力できる状態になります。
使用後はまたパタっと閉じればスリープ状態になり、不要にバッテリーを消費することもありません。
もちろん文字入力時のレイテンシーもストレスを感じるようなレベルではないですし、可用性としては安心のサンワサプライと言った所でしょうか。
そんなSKB051のイマイチな所
冒頭で述べた通り、キーボードという括りで見た場合、SKB051はほとんどキワモノ(失礼)ですので、キーボードとしての性能で考えれば不便も多いです。
やっぱりフルサイズのキーボードと比べると文字が打ちづらい
まあ、当たり前ですが通常のキーボードに比べれば文字入力効率は低いです。
普段はMacBookのバタフライタイプのキーボードで記事を作成していますが、SKB051を使用している場合と比較して1.5倍ほど早く記事を作成できる感覚があります。
特に気になるのは、SKB051のキーは、浅い割に「ぐにゅっ」とした打鍵感覚であること。
メンブレンのキーボードであればわかるのですが、フラットタイプのストロークの
短いキーボードで「ぐにゅっ」とされるとちょっと気持ち悪く、
どこまで押せばキーが入力されるのかがわかりづらい点は改良の余地がある、
と感じました。
クリック感があったり、即時反応するような物であればもう少し打鍵感が掴みやすいのですが…
まあ、私はキーボードオタクなので気にならない人に方が多いのかもしれない(白目)
変換効率が非常に悪い(iphoneとの相性がよくない)
キーボード入力をしている時って、必ずと言っていいほど単語ごとに変換キーを押しますよね。
しかし!(どん!)
Iphoneにキーボードを繋いだ場合、変換キーを一度押しただけでは変換されたり、されなかったりする(勝手に変換してくれる条件が全くわからん)。
変換先単語にカーソルが当たっている状態でEnterを押さないと、そのまま文字入力が続くので、慣れるまでは非常に変換が煩わしく感じます。
また、個人的に気になるのはシフトキーを押していても、通常入力と同じ扱いで入力され、変換キーを押さなくては大文字の英数にはならない点。
シフトを押して入力すると、一応は変換候補の一番上に半角英数文字列が表示されるのですが、「シフト押しとるのに変換キー押すんかい」感を拭いきれません。
まあ…これはキーボードの問題ではなくスマホと外付けキーボードの相性というか、どちらかと言うとiphoneの問題なのですが、これによって記事作成の効率はかなり下がります。
のんびり派の私だから許せますが、記事をとにかく量産したいブロガーの方なんかは、素直にPCを持ち歩いた方が精神衛生上、元気でいられそうな気がしています。
エルゴノミック形状は好みが分かれる。
商品画像を見るとすぐにわかると思うのですが、SKB-51はキーボードのちょうど真ん中に隙間があり、手前側が少し開くようなハの字の形状になっています。
キーボード業界(?)ではこれをエルゴノミックと呼び、両自然に開いた手の角度とキーが平行になるような配置で作られています。
人間工学的には自然でも、普段触っているキーボードが真四角である以上、SKB-51の形状は不自然であると言っても過言ではない。
まず、ホームポジションに手を置いて両手でタイピングをする人でないとストレスフル、と言うか使い物にならないと思います。
私は昔から「B」のキーを右手で打つ癖があるのですが、SKB-51の場合は「B」は左側に存在します。
そのため、ば行の文字を打つ時は高確率で意味なく右手でキーのない真ん中部分を叩いて舌打ちをすることになります。(0.5秒くらいロスします)
すぐに慣れるとは思うのですが、やはりちょっと不便感は否めないか…
右手と左手でバランスよくタイピングすることが苦手な人には、あまりおすすめできない商品であることは間違いないです。
どうしても、という方は特打で鍛えてから購入してみましょう。
(なつかしいな、特打。)
サンワサプライ400-SKB0051のまとめ
今回は、サンワサプライの400-SKB051のご紹介でした。
久々にツボだった変なものを見つけたのでついご紹介しました。
折り畳みキーボード、全く期待していなかったのですが、慣れればライティング時間が少し短縮できますよ。
個人的には何より、アウトライン書きやドラフト作成と、編集⇨アップの作業を完全に分けることによって作業効率がかなり改善されることに気づけただけでも価値あったな、と思っています。
1日の中で書いている時間を増やすことで、記事構成を考える時間も必然的に増えて、記事更新の際のスケジューリングもスムーズになります。
いつもだったら、これも書こうあれも書こうをメモすることから始めてしまうところを、頭がきちんと働いている昼間に思考できるので、夜にはある程度必要な記事が頭の中でリストアップされているようになりました。
それなりに打ちやすくて社内で目立たない、でも執筆効率の上がるサンワサプライの折り畳みキーボードSKB051、ブロガーのあなたもおひとついかが?
ちなみに、iCLEVERという中華系メーカーでも全く同じ製品が出ていますが、こちらの方が割高です。
キーピッチや配置、素材まで同じなのでOEMだと思います。値段が多少高くでもイマドキなネームバリューが欲しい方はこちらを購入してみては。
以上、Lo-fi系副業webライターのサブウエポン紹介でした。