マイナーでも超便利。iPhoneにブルーライトカット機能があるって知ってた?
実用品だけど、なぜかそのモノ自体の美しさや美学に魅力を感じてしまうことは、特に男性にはありがちなこと。カメラのデザインやお酒のボトルの形状、工具の見た目なんかにも宿る一種の倒錯感。
眼鏡というものにも僕自身ハマったことがあり、(目は良い)意味もなくアンティークの眼鏡ショップをフラフラするのが楽しくて仕方なかった経験があります。
似合いもしないトムフォード を買って、嫁が勇気を出して「似合ってはない」と打ち明けてくれたのがトラウマで、それ以来眼鏡漁りはしなくなりました。
ところで。
最近になって、一日中PCをいじっていると、夜中の睡眠がどうも浅いような気がしてなりません。そう、現代人の敵の1つ、ブルーライトに悩まされているのです。
私も、PCメガネを使用していた時期が(わずかに)あったのですが、やはり寝る前などは付け外しが面倒だし、ベッドに寝転がってスマホをいじるには、メガネという代物はちょっとヘビーすぎる。つまり、ちょっと鬱陶しい。そう、眼鏡は鬱陶しいんだよ。
でも深夜にスマホやPCをいじりたいことなんて、現代人にはアホほどある。
そんな時ふと、iphoneで簡単にブルーライトカットをできる方法を探したところ、なんとiphoneは最初からブルーライトカットの機能がついているとのこと!しかも設定超簡単。
それなりにマイナーな技だと思うので、ご紹介したいと思います。
iphoneのブルーライトカット機能「Night Shiftモード」
iOS9.3から導入された、比較的新しい機能「Night Shift」モード。
わざわざブルーライトカット製品を買わなくても使える、便利な画面色調整機能です。
ブルーライトカットというよりは、画面の色温度を変更するツールで、少し目に優しい色味になるという機能だと考えればいいかもしれません。
Night Shiftモードは、時間指定(例:夜間のみ)で起動する方法と、手動で実行するモードがあります。
それぞれの実行手順をご紹介します。
iphoneでブルーライトカット「Night Shift」:時間指定で設定する方法
まず、設定から「画面表示と明るさ」をタップします。
「Night Shift」欄がありますので、こちらをタップ。
「時間指定」をONにすると、画面が暖かめの色に変化します。これで起動は起動は完了です。
※画像はスクリーンショットのため、通常色のままです。
指定する時間が表示されますので、これを変更しておくと任意の時間で起動設定することができます。
iphoneでブルーライトカット「Night Shift」:手動で設定する方法
手動で起動する方法は、非常に簡単なのです。いちいち設定を開いて使う機能って、ぶっちゃけ煩わしいですよね。BlueToothの設定し直しとかは本当にナンセンスだと毎回感じます。
ホーム画面で、画面下部から上方向にスワイプし、コントロールセンターを表示します。
太陽のイラストが表示されている、明るさ調整のゲージを「ぐっ」と押し込みます。
「iphone」で「押し込む」というアクションがあることを私は今回初めて知りました。
押し込むと、明るさゲージが画面いっぱいに表示し、ゲージ下にNight Shiftのボタンが表示されます。
これを押下することで、Night ShiftモードをONにできます。
ひゅっ、ぐっ、ぽんの3ジェスチャーでブルーライトカットというお手軽さ。
手動でONにしても、設定画面から設定した時間でモードが解除されますので、次の日電車の中で開いたら色味が変だった、なんてことはなく勝手にいつも通りのiphoneに戻ってくれます。これもまた便利なところ。
まとめ
こんなふうに簡単に、ブルーライト難眠から脱却することができるのです。
私はいつも、ベッドに入ってからすぐ寝てしまうタチで、「よし、今日は寝ないでKindleでも読むぞ!」と腰を据える時に起動しますので、Night Shiftは手動で行っています。
効果がどれほどあるかは個人差があるかもしれませんが、電気書籍で本など読むには色味はそれほど気になりませんし、ちょっとしたwebサーフィンでも、すぐに慣れてNight Shiftであることを忘れてしまいます。心なしか、ヘンな夢をみる頻度が減った気がする…?
気になった方は、是非とも使ってみてください。さらば、夜中の鬱陶しいPCメガネ。
しかし、知らないところでこんな便利機能はたくさんまだまだ埋もれているんだろうなあ…と痛感しました。