【古着ふらふら】CASTLE OF IRELANDのニットセーター
先日、また古着を買ってしまいました。
新品、高いんだもの...
今年は1、2枚持っとかないとアレっぽかったセーターですが、僕はセレショオリジナルのざっくり編み(安かった)をヘビロテしていました。
暖かいし軽いしで非常に着やすいのですが、やっぱり伸びが早かったり風を通しまくったり毛羽立ったり。
一枚、多少上質なセーターが欲しくて古着を購入。
CASTLE OF IRELANDという、いかにもアイルランドな名前のブランドです。
CASTLE OF IRELANDのセーター ディティール
マニュアルレンズだからボケても仕方ないよね!
CASTLE OF IRELANDのニットセーター。
古着屋では結構よく見かけるメーカー名ですが、日本ではあんまり評価されているのを見たことがありません。
CASTLE OF IRELANDは1934年の創業だそうで、ヨーロッパやカナダ、アメリカでは広く流通しているニットメーカー。
現在では時代に沿ったドレッシーなニットも多く作っているそうですが、古着で見かけるのはこう言った野暮ったい昔ながらのディティールを持ったものばかり。
質は、ハイブランドのように上質とは言えませんが丈夫で暖かく、ハードに使うには丁度良い道具感が気に入っています。
この手のマイナーブランドは質の割にすごく安くかえたりするから古着は楽しい。
さて、古着で2000円ちょっとだったこちらのニットはグリーンのドネガルニットにネップが入った生地を使用していて、少し厚手の作りです。
サイズ表記からみて、それほど古いものではなさそう。(冒頭写真)
90年くらいじゃないかな?
今流行りのローゲージとは逆行している、生地の詰まった編み方。
シルエットもずんぐりむっくりで、まさに古着っぽい雰囲気がすごくイイですね。
ちょっと面白いのが、このラグラン構造。
途中まではつままれているような可愛い表情で、脇下は普通に縫ってあります。
ちょっとしたアクセントでのっぺり加減がさらに野暮ったく見えたりします。
もちろんアームホールも太いです。
昔のセーターにありがちなポパイみたいなシルエット。
首はかなり詰まっていて、シャツを着た時にボタンが見えない程度にフィットします。
合わせやすくて好み。
リブがしっかりしているのでジャケットとかと合わせるといい感じにキマるんじゃないかな?
こういう野暮ったいものとかっちり合わせるのもいいですよねー。
毛玉は...まあ愛嬌だよね...
まとめ
このテのアイテムを探すと古着は本当に楽しいです。
もちろん、シルエットの美しいものを探そうとすると着れない場合が多いですが、実用本位でゆったり楽しむにはとってもいい。
最近は品質と価格がマッチしていない(と感じる)服が多く、着ていて楽しいような服はやはり値段も非常に高額ですので、思いつきで買うくらいの服は古着でも丁度いいくらいかな。と思っています。
2000円でハンドメイドのシャツが着れたりしますし。
もちろん、日本にはお金をたくさん払って買う価値のある素晴らしいブランドがたくさんありますが、某セレショとかは1万円する価値が全く見つからないものが多すぎる。いちまんえんですよ!いちまんえん!そのロゴいくらすんだよ。
お金ない愚痴はさておき。
おじいちゃんが着ていたみたいな、こんな暖かさとか懐かしさを感じることを忘れずにモノを楽しんで行きたい。そんなことを思いました。