山と道の名作メッシュキャップをゲットしたので徹底レビューしようと思う
もはやマニアックなULガレージブランドの域を超越している「山と道」。
グッズの生産情報が出れば人気色はすぐにでも完売し、サイト内ほとんどの商品はすでに売り切れ...
ミニマルなガチンコULトレイルギアメーカーでありながら普段使いもできるような素晴らしいデザイン性は脱帽もの。私のお気に入りメーカーです。
そんななか、以前から狙っていたメッシュキャップがたまたま再販していましたのでレビュー!
山と道 Stretch Mesh Cap レビュー
私はネイビーを購入しました。現時点ではまだ在庫があるみたいですよ。
ハイカーのためのキャップを具現化したという、細部ディティールまでよく考えられたクールな製品です。それほど高い値段設定でもないのもグッド。
日本製の化繊ファブリックを使用した中国製。
フロントパネル以外は軽量なストレッチメッシュを使用しています。
生地はハリがなく、クシャッと無造作にザックのポケットに放り込めるボリューム。
アジャスターは片手で調整できるよう細いグログランで作られています。
さて、こんなかわいい箱に入って届きました。すでにテンション上がります。
デザインというものはどんなものにも必要なのだなあ。と思い知らされます。
今人気の出るプロダクトというものは細部までデザインされているものばかりに感じてしまうほど。
山と道 Stretch Mesh Cap サイド&バック部分
サイドはこんな感じ。
上品に可愛いサイズのロゴが縫い付けられています。
アウトドア系のイベントで見るとついつい振り向いてしまう、泣く子も黙る山と道ロゴです。
前述のアジャスターによってサイズの調整ができます。
私はかなり頭(顔)が大きいほうですが、フルに広げて普段使いにかぶれる程度のサイズでした。風が強いやサイクリング時はもう少し締めるでしょうから、日本人のほとんどの人は不満じゃないサイジングでしょう。
山と道 Stretch Mesh Cap 正面&ツバ
テーブルに置くと自立せず、くたっと潰れてしまいます。
シェイプの印象としては、ツバのやや大きいサイクルキャップといった感じ。
秀逸なのはこのツバで、なんとツバ上げスタイルがストレスなくできるよう、かつ着用時にはためかないようにか、先端部にかなり柔らかい針金が内臓されています。
ツバ上げはかなり好みが分かれるでしょうが、トレイルランやサイクルカルチャーにどハマりしつつある私には好印象。というか大好物。
ニットキャップ感覚でかぶれます。
この針金はかなりソフトではありますが、必要最低限のプロテクトといった印象。
ツバ上げしているときはこのワイヤーのおかげでゆるい弧を描くように折れ曲がります。
ツバ上げ状態で平地に置くとこうなります。全く控えめな性格の帽子です。
サイクルキャップの「パキッ」としたツバが嫌いな人には試してみる価値ありです。
まとめ
実はまだハイクには使用できてませんが、ランやサイクリングシーンでは強風にも飛ばされることなく快調に使用できています。もちろん普段使いにも。
蒸れはメッシュキャップ程度、といったところ。
パタゴニアの名作「フーディニ」のような、地味だけど濡れてもすぐ乾くしべたつかない、くしゃっとしまってもすぐシワ治るという高性能キャップであることは間違いありません。
ふだん使いできる可愛らしいデザインも好印象です。
ハイキングギアとはいえ、長い時間身につけるモノですので見飽きないシンプルさがあってしかるべき、要は愛せる製品だと感じています。
(私はランニングギアやサイクルジャージにありがちな、「競技の世界のローカルなかっこよさ」みたいなものは苦手なのです。)
こんな、アツい人が試行錯誤して作ったプロダクトを気兼ねなく使えるということに喜びを感じざるを得ません。
いつハイクに持ち出せるかははたして未定なのですが…