if you haveのウォレットは「丁度良さ」が最高だった!
自他共に認める「道具から入る派」でギア好きの僕。
トレイルとかULというカルチャーにハマった時にすぐ探したのが、「サコッシュに入れてストレスにならない財布」でした。
登山やキャンプ、ランなどの外遊びの際、いつも使っている革の二つ折り財布では重いし嵩張るし、何より気分も出ない。
そこで、最初に登山用として買ったのがNEMOのウォレット。見た目もgoodだし、当時はまだあまり見なかったX-pac(ただしハードタイプで、四隅が指に刺さると痛い)で軽量、グラナイトギアのウォレットみたいにごちゃごちゃにもならないのが決め手でした。僕、絶対にこの手の「ドンガラ」なポーチのなかがぐちゃぐちゃになってしまう無精肌なので。nemoのウォレットは小銭入れもカード入れも別になっているので一目惚れだったのです。
GRANITEGEAR(グラナイトギア) トレイルワレットM 2210900069 イエロー
- 出版社/メーカー: GRANITE GEAR(グラナイトギア)
- メディア: ウェア&シューズ
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使い心地も最初はよかったのですが、小銭入れが小さくて指が入りづらく、気づいたら小銭だらけに。
ULだなんだ行ってギアにお金をつぎ込んでも、10gがたくさん入っているのだからやたら重くなる。
その後もULガレージブランドのウォレットを漁るも、同じ悩みを持っている人が多い様子。そんな時に出会ったのが「if you have」でした。
「if you have」のウォレットをレビュー!丁度良さがたまらない
価格も4000円程度とそれなりにリーズナブル。ザック類の高価格が話題になりがちなULガレージメーカーですが、痒いところに手がとどくこんな小物類は安いことが多め。ギア好きとしては掘り甲斐のある楽しいセグメント。
そんななか、メディア露出はそれほど多くないけれどミニマルで、どこか可愛げのあるプロダクトを作っているif ou have。
ウォレットの詳細をご紹介します。
「if you have」ウォレットの過不足ない構成が丁度良い
さて、if you haveのウォレット。ソフトなX-Pacで作られています。
僕はブルーの本体にグレーのファスナーをチョイスしました。
UL系ギアのお決まりで、ペラペラな質感。特に違和感はありません。
重量は12g。メーカー表記とおんなじです。
ちなみにnemoは34g。ulメーカーではありませんが十分軽い。
中身は札入れ、カード入れ×2、ジッパーで開閉する小銭入れという構成。控えめなループには、純正のペンやキーをぶら下げたりできるようになっています。
札入れのサイズもジャストで、千円札はストレスなく入り、万札は少し押し込むような感覚。全くもって丁度良いです。
欲を言うと、僕はアウトドアの時は免許証と保険証、クレジットカードを携帯するのでカード入れがもう一箇所でドンピシャなのですが、同じところに2枚押し込めばOKです。
小銭入れがとんでもなく丁度良い
さて、nemoやグラナイトギアを使用した時に問題だった小銭入れ部分。
if you haveのウォレットは片手でガバッと開けるような作りがコンセプトになっており、スペースを取らずして小銭を「ガバッ」とさらけ出すことができる!
硬くキツキツだったnemoや、ガバガバだったグラナイトギアのなんとも中間を行く、素晴らしい日本人的な開き具合(他意はありません)。
山小屋でもバス停でも、もたもた小銭と格闘することはこれでなくなりました。結果小銭入れもULを貫ける!
「if you have」のウォレットは、UL系小銭入れの最適解の一つだった
使っていても、特に不便に感じるところはないです。サコッシュに入れてもポケットに突っ込んでも軽いしガサつかない。流石に、小銭の容量はそれほど大きくありませんが、これを大きくしてしまうといよいよごちゃごちゃになってしまう。
UL系のウォレットは選択肢が多いですが、これは完成形の一つかもしれないな。なんて感じさせてくれるステキなプロダクトでした。
適度なクラフト感もガレージメーカー製品の素敵なところかもしれませんね。
ちなみに、なぜ今更このウォレットをレビューしたかと言うと、
なんとif you haveからこのウォレットの新作「Wallet 2 Custom」が発売されました!
しかもリミテッドのカモパターンも。
こちらについてはまた別記事でご紹介しようと思います。