時計のメタルバンド掃除にはパーシャルデントが良い!?
先日、時計好きの人と食事に行く機会が。
話のメインテーマはもちろん仕事の話だったのですが、時計好きと聞けば時計の話も聞きたいもの。
私が持っている高級時計は昔から使っているオメガのコンステレーション一本くらいしかなく、夏の汗汚れでベルトが汚い…
ベルトの分解掃除は非常にめんどうなので、とりあえず皮脂だけ落とそうとすぐにできることを調べた結果、なんと入れ歯洗浄剤につけると綺麗になるとの情報が。
さすがに入れ歯ユーザーではないので、近くの薬局で小林製薬の「パーシャルデント」を購入し、早速洗浄してみましたのでレポートします。
パーシャルデントは時計洗浄のミカタだった
なぜポリデントでもなくタフデントでもなくパーシャルデントにしたかというと、パーシャルデントは部分入れ歯用だから。
つまり、金属パーツへの洗浄性と防サビ性が強いということなので、時計の洗浄にはもってこいだと判断しました。
ちなみに、ポリデントやタフデントでもまったくもって綺麗になるそうなので、完全に好みで選びましょう。
オメガの時計バンドを歯洗浄剤へ入れて洗浄してみる
早速洗浄をしてみます。
今回使うのは、私のほぼ一張羅のオメガ コンステレーションの90年代のクォーツモデルです。
1950年代に誕生した由緒正しきコンステレーションですが私のモデルはそれほど人気の型ではなく、またクォーツ式なので時計オタクからのリアクションも盛り上がらないというニッチなもの。
個人的には薄型で邪魔しないし、ちょうど良い派手さも気に入っています。
オメガ OMEGA コンステレーション メンズ 123.10.35.60.02.001
- ジャンル: メンズ腕時計
- ショップ: ブルークウォッチカンパニー
- 価格: 216,000円
本当はそろそろオーバーホールの時期なのですが…もう少し先になりそうです。笑
さて、まずは時計のバンドを外します。
私が使っている道具はこちら。
この値段でこの品数はびっくりなので、時計手入れをしてみたい人は買っといて損ないでしょう。
他の時計好きブログでも紹介されている定番商品です。
外したバンドはこんな感じ。
もはや何汚れか、黒いなにかがびっしり。
これでも使うたびに拭いたり、磨いたりしたのですが…
同じくバックル部分もこんな感じ。
金属の腐食は仕方ないですが、同様の汚れが目立ちます。
ちなみに、パーシャルデントの使い方はこちら。
ぬるま湯に錠剤をドボン、時計もドボン。みたいです。
しっかり漂白、歯垢除去する際は一晩つけると書いてありますが、私の時計は漂白しなくて良いし歯垢もおそらくついていないので2時間くらいにしてみましょう。
早速ドボン。
本当は人柱のドキドキがあるはずなのですが、実は結構いろんなブログで使われている手法なのでそれほどドキドキ感はありません。
ベルトを心配そうに見つめるコンステレーション(本体)。
つけいている最中に、本体の掃除を行いました。
防水の時計ではないので、綿棒で拭いたりエアダスターで汚れを飛ばしたりする程度です。
そんなこんなで2時間ちょい後。
底に黒いなにかが溜まっているのが見えます。
これだけで綺麗になっている感じがあります。
バンドを液から出して、流水でよく流しつつ、歯ブラシで細かい部分を掃除したのち、水分をよく拭き取って完了です。
わかりやすい写真が残っていませんが、黒い皮脂汚れはかなり綺麗に取れています。
つけるだけで取れるのかと正直びっくり。
汚れが取れた分、傷が目立ちます。
次回は研磨をしてみようか、悩み中です。いや、オーバーホールに出そう。
時計の洗浄なんてやってないよ!って人はぜひ一度入れ歯洗浄剤にベルトをつけることをオススメします。
パーシャルデントなら防サビ剤も入っているので、劣化も防げる!かも。