谷中浅草。tokyobikeレンタルしたら思いのほか良かった話
自転車を欲しがっている友人がいました。
彼は「普段使い&たまのちょっとした遠乗り」をしたいらしいが、いかんせんスポーツ自転車というものは高いので、踏み切れずにいる様子。
ちょうどどっかふらりと遊びに行こうか、と予定を立てているところだったので、「自転車借りて浅草あたりさんぽしようよ」ということに、
そこで利用したのが、tokyobike公式のレンタル。
HPの雰囲気も素敵だし、26インチのクロモリバイクはおしゃれでふらっと流すにはちょうどいいでしょう。
というわけで、そんなさんぽの記録です。
谷中でtokyobikeの自転車を受け取り、出発。
谷中のtokyobike店舗へ。
谷中の店舗はレンタルのみで、販売はしていない様子でした。
木の引き戸の雰囲気が非常にいいです。
店舗内では、近くの気になる店舗の案内や、ちょっとした雑貨なんかも売っていました。
品数は少なく、上品で日本的なディスプレイ。
レンタルできる自転車は数種類ありますが、わたしたちが借りたのは一番スタンダードな26インチ8段ギアのモデルです。
料金は1日2500円。
ママチャリならもっと安くレンタルできるところがたくさんありますが、スポーツ自転車を借りることを考えると安い方です。
この辺りは坂も多いので、このバイクが一番利便性が高いと判断。概ね正解でした。
店員さん(男性)の対応も柔らかで居心地よかった。
レンタルの際、こんなものももらいました。
サコッシュとtokyobaike特製の「南国カンガルーノート」。
ノートは、1ページずつポケットのような形になっており、行ったお店のショップカードなどを入れておける作りです。
トラベラーズノートのミドリにオーダーしたそうです。素敵。
tokyobikeに乗り、なぜか川口へ
友人の突発的な仕事の用事で、急遽埼玉県の川口に行くことに...
まあ、しょうがねえか...と舎人ライナー沿いをひた走り、1時間くらいで到着。
なんと谷中から埼玉まで26インチの自転車できてしまった。
その待ち時間の間、自転車を眺めて観察。
レンタルバイクであることを示す、レザーと真鍮のプレートが付いています。
味わいが素敵ですが、フレームに干渉して傷もついてしまっています。
ちょっと工夫をすると、おしゃれなアクセサリーになりそう。
ほぼホリゾンタルのフレームで、重量は12kg程度かな?
前後ハブはクイックレバー付きなので、車に積み込んだりもできます。
ペダルは三ヶ島のプロムナードかな?
シングルスピードのモデルはレザーサドルの雰囲気が素敵だったのですが、26インチ多段のモデルはシティサイクルっぽいサドルでした。
友人の用事が終わり次第、川口から秋葉原あたりへ。
秋葉原→浅草→上野など経由して返却、というコースでした。
秋葉原から浅草や上野は、距離感をそれほど感じないレベル。
自転車ならすいすい早いじゃん!とちょっとびっくりで、都内で自転車カルチャーが発達するのもなんだかわかる気がしました。
地方とは違って自転車レーンが敷かれている道路も多く、非常に走りやすく感じました。
秋葉原のオブスキュラでコーヒーをのんだり。
浅草の道は人が多すぎて、自転車なんか引きながらでは観光なんかできませんでした。
しょうがないのでバルに入ってローストビーフ丼に升ワインなんかを飲みました。
(自転車返却後ですよ!)
まとめ
途中から自分の自転車に乗りたくて仕方がなかったのですが、家族とか自転車乗りではない友人、観光を車や電車以外で、さんぽ感覚でしたい人にはこんなに楽しいレンタサイクルはないでしょう。
案の定、わたしの友人も自転車が欲しくてしょうが無くなってしまったそうで、
「クロモリホリゾンタル、クロモリホリゾンタル」とアホのように口走っておりました。
外人さんだけでなく、土日にさんぽしたい時、天気のいい日は利用してみてはいかがでしょう。
電車移動では気づけない、様々なくらしの文化に出会えること請け合いです。
いやあ。やっぱりそとあそびはたのしいものです。