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クマザッカ

モノオタクの魅力紹介ブログ。コーヒー、ファッション、自転車の品揃えが良いです。

【和モダン】東京人なら使いたい。日用手ぬぐいのすゝめ

夏はTシャツと短パンが一番。

でも力抜けすぎてなんだか物足りない。


そんな時、筆者は首にバンダナを細く巻いていたのですが、周りからは「ちょっとかわいすぎやせんか」とか「なんなの?フランス人なの?」とか言われたので、素直にストールを探していました。

 

ちょうど同じタイミングで、近所の散歩用に「あずま袋」を作ろうと思っていて、柄も素敵な手ぬぐいを探していました。

 

 

 


早速、2本ほど、お気に入りの日本百貨店にて購入しました!

 

日本百貨店は、秋葉原から御徒町駅間の高架下にあるショッピングモール2k540という、小さいながらクリエイティブな素敵なモノたちに出会える場所の一角にあり、日本各地で生産される逸品たちを販売しているお店です。

 

日本百貨店

 


買った手ぬぐいたち

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本品堂 手ぬぐい つぼつぼ(写真左)

本品堂は江戸型染め屋の老舗「更銈」当代と、その旦那さんでありデザイナーの大野耕作さんによって手掛けられる手染め工房。

ponpindo


つぼつぼという、なんだかツボっぽいサウンドのこの文様は、調べたところ、千利休のご子息が、信仰していた伏見稲荷の土産屋にあった「つぼつぼ」というおもちゃを、

「このデザインちょーかわいくね」

といって千家のサブ家紋にしてしまったというもの。


筆者は何も知らずに、藍のような深い紺色とつぼつぼ白のコントラストが気に入って購入。
ラベルも素敵。

 

 

ku × 手ぬぐい あたりめ(写真右)

 

2枚目は悩んだ末、如何にも日本の夏らしい色合いの「あたりめ」に決定。

 

フリーランスイラストレーター/デザイナーのクーさんという方のプロダクト。

♨風呂あがりには ビールと”あたりめ”。

www.1938.jp

 

 

花浅葱色の地に、デカデカと縁起物のあたりめが染め抜いてあります。素晴らしい。

ユーモラスなクセに、他のコーディネートがキチンとしているとまた一癖の捻りが加わって、歩くのが楽しくなります。


いやーとってもいい。あたりめ。

 


この2つともに、手染めならではの「ムラ」とか「滲み」がほんの少しだけ見て取れます。
それを良しとするか、悪しとするか。
この微妙な「差異」、非常に味があって筆者は好きです。


そしてこいつらを細く首に巻くと、

こんな感じになりました。

 

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この、上品かと言われるとなんか違うし、オシャレ野郎感あるかと言われると、なんかやっぱ違う、浮遊感が

 

とっても気に入っています。笑

 


結果、あずま袋の素材はまた次回の手ぬぐい探しに持ち越しです。笑


和小物って、上手く使えると、なんでこんなに楽しい気持ちになるのかね。