ちくちくゆったり手縫いでつくる。あづま袋のススメ
最近、古民家ほしいおばけに取り憑かれています。
いやはや、ライターというのは兎に角パソコンいじりっぱなしなもんで、じめじめと陽の光を浴びずまったく生きた心地がしません。
やはり筆者はどちらかというと風に当たって過ごしていたい種類の生物なようで、でも忙しいので、縫い物をしました。
今回の縫い物は、「あづま袋」
てぬぐいを使うことによって二箇所縫うだけで和モダンな手提げ袋がつくれます。
日本で古来より様々な用途で使われてきた手ぬぐいですが、その利用法の1つにあづま袋があります。
あづま袋ってなに
明治時代に入り、江戸では物を持ち運ぶ際、それまでの「包む」文化が、西洋の「入れる」文化に影響を受けた事により、過渡的に生まれたカタチと考えられています。
それを現代で手縫いで作って普段使うなんて、なかなかロマンチックじゃ、あーりませんか。
本当であれば風呂敷をベースに作られたことが多いようですが、手ぬぐいを使用すると一般的な縦横比が1:3に近いため、折って縫うだけで出来てしまうのでお手軽簡単です。
てぬぐいで簡単。あづま袋の作り方
さて、実践。
1.三つ折りにする
柄を内側にして折ります。
あまりきっちり測らず、なんとなくぴったり折れた…!程度の感覚でいいでしょう。
アイスコーヒーでも飲みつつゆったりいきましょう。
2.一辺を縫う
先に折った方と、三等分した真ん中の四角形の辺2枚を縫い付けます。
強度を考えて、返し縫いか半返し縫いがいいでしょう。
筆者は半返し縫いの方がすきなので、半返し縫いです。
理由はとくにありません。
3.もう一辺も縫う
縫っていない方の四角形の一辺と、真ん中の四角形の一辺を縫い付けます。
その際、先に縫った四角形を一緒に縫い付けないよう、めくっておくと作業しやすいです。
4.裏返す
裏返します。
今回使用している手ぬぐいは両面同じ柄ですが、片面の場合柄が表になります。
ちょっとなんだか素敵な形になります。
5.持ち手を結ぶ
結びます。
結び方はセンスです。
あまりキツく結んでしまうと、物を取り出す口が狭くなるため、少しユルめが良いです。
6.インスタ()にあげる
インスタ()にうpしましょう。
私の記事を参考にした事を明記して、拡散タグをつけるようにしましょう。
ちなみに私はインスタやってません。
生々しい筆者の部屋
感想
こんなに簡単に手作りの素敵な手提げ袋を作ることができました。
これが意外と便利で、ちょっと買い物に行く時に財布とスマホだけ放り込んで持ち歩くとか、犬の散歩道具入れるにもちょうど良い大きさなのです。
男性が浴衣を着る際のバッグとしてもいいかもしれません。
日本人ですから、たまには日本を感じるものを身につけるというのもなかなか粋だと思うのです。