【6年0か月】RedWing ベックマン 9013 エイジングレポ・経年変化レポ
私のブーツで最古参のコイツ。
数えて驚きましたが、手に入れてから6年が経過していました。
初めて自分で買った中古レッドウィング978が崩壊し、知り合いのツテで入手。
履く頻度は減っていますが、非常にきれいにエイジングしています。
しわのグラデーションに惚れ惚れします。
都会暮らしの私には、短靴と比較するとやや実用性には欠けますが
秋にこれほど合う色合いはないと思っています。
REDWINGベックマン 前回メンテナンス時
前回のメンテナンスの際、最近一番のヘビロテ靴であるパラブーツのシャンボードと
差別化を図る為、ミンクオイルを塗りました。
ベックマンの甲革であるフェザーストーンレザーは、油分は多いもののミンクオイルは向いていないというのが
定説なのですが、部位もなめし方もおおっぴらに公開されていませんので、鵜呑みにせず好みのメンテでええやん。
というのが私のポリシーです。
染み込みはやや遅かったものの、乾燥してから磨いたら艶もきちんと出ました。
良質な革、というのはあながち間違いではないでしょう。
ちなみに、使用したミンクオイルはRedWingの純正コンディショナーです↓
天然成分で作られているのがウリ。ナチュラリストですからね(ドヤ)
ちなみに、現在売られている純正ミンクオイルはシリコンやラノリンといった化学成分がおおめに配合されており、
これらはどちらかというと艶出しの際に重用される物質ですので、オロラセットなどに使用するのは個人的によろしくないです。
こいつらが意外と厄介で、油分自体は革に染み込みますが、シリコンなんかは染み込まずに表面に蓄積されます。
蜜蝋なんかも同じような性質ですが、言わずもがなシリコンは幕を張ることで革の水分は出て行かなくなりますので
革に与えるダメージは...
というイメージ。
REDWINGベックマン 今回のメンテナンス
前回、油分は必要十分に補充しましたので、
いつもの、モゥブレィのクリームナチュラーレを使用して磨きを掛けました。
伸び良し、艶良し、香りよし、植物由来!の素晴らしい乳化性クリームです。
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ワークブーツ系はたまにしか手入れをしないのがコダワリですので、いざやるときはつけすぎくらいが好みです。←良いことではありませんので真似はしないよう
フェザーストーンレザーは傷はつきやすく目立つものの、堅牢さはスタンダードラインとは比べ物になりません。
雰囲気でジムビームと一緒に。笑
時が経つにつれて美しく深い色になります。
良いものを手入れして長く使う生活はいいですね。
私はチェスナットがおすすめです。
優しい色合いと丈夫さのコントラストが美しいです。
でも新品はかっこよく見えないのよねん...
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