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クマザッカ

社内ベンチャーマン兼フリーwebライターのゆる系ブログ。服、飯、酒、コーヒー、アウトドアとかの外あそびについて書く。ことがある。

ZOZOプレミアム終了に見る、ファッションECサービスのこれから

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ZOZOTOWNは6月の28日に、自社のプレミアムサービスである「ZOZOプレミアム・ZOZOプラチナム」を終了することを発表しました。

 

このサービスは月額を支払うことで、商品購入時の配送料無料や即日配送サービスを行っていたものですが、昨今の配送業界動向を受け、続行不可能と判断されたようです。

 

即日配送のプラチナムだけでなく、送料無料のプレミアムも終了となる意味

ZOZOプレミアムで考えてみると、月額350円で配送料無料とした料金設定は、配送にかかるコスト以上に、客一人に対する月の利益がこれを上回らなければならない点からすると、ほぼ月額による利益はないでしょう。

これが廃止になるということは、各運送会社の賃上げによる赤字を抑える為に他なりません。

 

送料無料を謳うECサイトには最大手であるAMAZONがいますが、AMAZONもアオリを受けて即日配送サービスを縮小中とのこと。そのうちEC業界全体の送料無料サービスすらなくなってしまうのかもしれません。

 

それを考えると配送業に手を出しつつあるメリカリのビジネスモデルはやはりトレンドを産むのかも知れません。

 

 

ZOZOフリマも撤退…これからZOZOはどうするのか

ところで、ZOZOTOWN他にもサービスをローンチしていますが、最近ではZOZOフリマが1年半という短い期間で撤退を余儀なくされています。

様々な企業が参入しているフリマ業界ですので、予想よりも売り上げが伸びなかったというのはよくある話し。

 

非常に多くのエンジニアを採用し、サイトのリニューアルを公言している同社ですから、これから再度CtoC事業をローンチするということは当分難しいでしょう。

 

現在残っているサービスは本流のZOZOTOWNと中古衣料販売のZOZOUSEDのみ。

 

ZOZOプレミアムを使うユーザーの多くに、「返品無料」が魅力的だったとの声がちらほら。自宅にいながら返品ができるという構造が便利だったのが、これからは往復で600円もかかることになると、試着して購入する人はほとんどいなくなるでしょう。

 

ZOZOTOWNも実店舗+EC参入&PB強化か

そんなさなか、今年に入って「試着する為の実店舗」という業態が注目を浴びています。

 

これはECサイトなどから試着の予約をすると、実店舗にその商品が確保されてサイズ等の確認を直に見て決めることができ、その後気に入ったらEC上からポイントなどの付加価値と共に購入するという取引方法。

 

 

ECと実店舗のいいところを取る為に、どっちもやっちゃおう!という少々クレイジーな発想ですが、ZOZOTOWNはこれを導入するのでは?と勝手に予想します。

 

先述の通り、ZOZOプレミアムユーザーからは「返品ができなくなった」という声がすでに寄せられていますので、これに手を出すのでは…?という単純な推察ですが。

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Wearから始まったSNS連携もそろそろ頭打ちでしょうし、次の動きが気になるところです。

 

ちなみに、ZOZOフリマ撤退を発表した際には、PB(プライベートブランド)の開発に資本を割くというコメントを発表したそうですが、果たしてブランドバリュー先行で行っていたこのサイトで、オリジナル商品がウケるのかどうか、甚だ疑問です。

 

 

ユーザーは増加しているが、売り上げの伸びないZOZOTOWN。

ビジネスモデルへの懸念が残りつつ、これからのイノベーションに期待です。

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