-->

クマザッカ

社内ベンチャーマン兼フリーwebライターのゆる系ブログ。服、飯、酒、コーヒー、アウトドアとかの外あそびについて書く。ことがある。

【エコとコーヒー】キモい最新型コーヒープレス式キノコ栽培機が提唱される

f:id:kumad:20180308215302j:plain

 

コーヒーはサードウェーブの時代に入り、人権やエコロジーとの結びつきが強いものとなってきました。

 

日本国内ではそういった意識はそれほど高まりを見せてはいませんが、北欧の環境意識の高さとコーヒーの親和性が見て取れ、コーヒーの最新トピックスに触れる方々には少なからず「エコ」に対しての考え方を持った人が多いはずです。

 

そんな機運が高まる中、遡ること2016年7月。

海外のクリエイター向けアイデア共有SNSの「behance」にとんでもないコーヒー関連プロダクトの草案が投下されました。

 

コーヒーとエコロジーは、フレンチプレス×キノコで成り立つ

f:id:kumad:20180308215505j:plain

 

そのプロダクトがこの「Coffee brewing/mushroom growing system」。

日本語にするところの「キノコ栽培&コーヒー抽出システム」と銘打たれたこのキモいマシンは、コーヒーの出がらしの活用に着目した、新しいコーヒーエコシステムです。

 

上部シリンダーにコーヒーの粉とお湯を淹れ、フレンチプレスやアメリカンプレスと同じようにフィルターを押し下げて漉すことによってコーヒーを抽出します。

 

その際、シリンダー下部に押し下げられたコーヒーの出がらしは本体へと格納されます。何杯かの抽出を経て出がらしが貯まったところで、それをキノコ栽培ゾーンへと移して菌糸を投入。20日後に水をスプレーで与え、キノコがニョキニョキ生えてくるというシロモノ。

キノコの肥料はコーヒーの出がらしのみなのでもちろんオーガニック。もちろん食べられます。

 

キノコ収穫後の出がらし(キノコの苗床)は自然由来の肥料として活用可能で、それを使用してコーヒーノキの栽培に利用する。というサイクルがこの製品の全貌です。

 

コーヒーを飲めば飲むほど食物(キノコ)ができて、コーヒーの栽培にも化学肥料がいらなくなる!これは素晴らしい!

 

しいたけ菌床 【もりのしいたけ農園おかわり君】

しいたけ菌床 【もりのしいたけ農園おかわり君】

 
しいたけニョキニョキ

しいたけニョキニョキ

 

 

 

 

コーヒーによって実現する素晴らしい3つのコンセプト

f:id:kumad:20180308215339j:plain

このコーヒーキノコマシンは、次のエコロジーな3つのコンセプトを掲げています。

どれもソーシャルデザインなどで言及されるような素晴らしいもの。

 

廃棄物のリサイクルと価値の付加

食料自給率はおろか、食料廃棄率すら問題となっている昨今。廃棄するはずだったものへ価値が付加できれば非常に環境に優しいですよね。

今まで一部のモノズキが肥料や消臭剤に使っている他は完全なる「廃棄物」だったコーヒーの出がらしを再利用するというヒップなプロダクトであることは間違いありません。

 

コーヒー豆の98%もの部分が、コーヒー抽出後にゴミになっていたことを考えると、コーヒー自体が(この視点では)エコでないと言われている気すらします。

 

ローカルプロダクト、すなわち自家生産

イデア元はkm0、つまり消費する人が作るプロダクトであることを標榜しています。

これによって運送費用やリスク問題を解消、自分の口にする物の信頼問題への影響も。

要は究極の「地産地消」。キノコですが。

 

地球の裏側から毎日輸入されるコーヒー豆。コーヒーを飲んで作った肥料をまた地球の裏側へ輸送することになりそうな予感。

 

健康的な習慣

これについてはそれほど言及されていませんが、オーガニック食品を日々口にすること、またそれについての意識を日々持つこと、といったところでしょうか。

物理的側面だけでなく、それを助けるようなエコロジーマインドを高めるプロダクトではありそうです。

 

何にせよ、コーヒーゴクゴクキノコバクバクで健康になろう! ということではない様子。

 

 

エコロジーとコーヒーのそう遠くない未来

f:id:kumad:20180308215548j:plain

なお、この製品はまだ発売されていないそう。

商標が取れ次第製品化するという情報が流れていたのですが、まだ市場に出ていないことを見ると…

 

製品アイデア自体ははっきり言ってかなりキワモノですが、私個人的にはコーヒーと環境を結びつけた「モノ」が発信されているのがとってもワクワクしました。

 

私はコーヒーはありとあらゆるカルチャーと親和性を持てる、ハブになれる素晴らしいものだという持論がありますので、このようなプロダクトがもっと出てくること(無理か)を楽しみにしようと感じさせてくれた、あのグロテスクなキノコに感謝しています。

 

北欧のスタイリッシュなカフェではCoffee brewing/mushroom growing systemが数台並び、代々木公園沿いのコーヒースタンドではコーヒーショップにはキノコが必ず鎮座している、そんな世界がもう目の前に迫っているのです。

 

 

 

 

【正規品】 BODUM ボダム KENYA フレンチプレスコーヒーメーカー 0.5L 10683-01J

【正規品】 BODUM ボダム KENYA フレンチプレスコーヒーメーカー 0.5L 10683-01J