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クマザッカ

社内ベンチャーマン兼フリーwebライターのゆる系ブログ。服、飯、酒、コーヒー、アウトドアとかの外あそびについて書く。ことがある。

DIYでコンクリ打ちっぱなしの床にするのは絶対にやめたほうがいい理由

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コンクリ打ちっ放しの床って、ショップ美容室のようでかっこいいですよね。

 

海外のように、これを自宅にやってみたい人も結構いるとか。

また、自分でリノベーションを行って店舗をオープンする人も増えていますので、これからやってみようと考えている人も多いのでは。

 

 

でも、素人がこれを流行りのDIYでやろうとするのは絶対にやめたほうがいいです。

 

予算が抑えられるのならいっちょやったる!と手を出してみたはいいものの...

正直、素人が手を出してはいけない領域でしたのでその理由をお教えします。

 

 

もくじ:

 

 

コンクリ打ちっ放しDIYをしようと思った経緯

 

最近、本業のほうで忙しく動いている新規事業立ち上げに際して、事務所の改装を行いました。

予算の問題で、業者は使わずに自分たちでできることはしてみる。つまりはDIYで改装を行うことに。

 

 

事務所じゃなくて一般家庭の場合もそうなのですが、床を張り替えるのは結構な出費になります。

 

しかし、「床だけは金をかけるべし」と言われるほどに、床は部屋全体の雰囲気に大きな影響を与えるもの。

 

 

 

さてどうしようか、と打ち合わせの際、「打ちっぱなしにすりゃ金もそれほどかからんし何よりかっこいいよねー」と口を滑らせたアホな僕がいました。

 

結果的にはやってよかったと思っていますが、覚悟は足りていませんでした。

 

 

ちなみに、Before↓(改装始まっているので汚いですが)

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After↓ 近隣からは倒産したのかと思われました。

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床をコンクリ打ちっぱなしDIYするのは絶対にやめたほうがいい理由

 

べっとりとついた接着剤を除去している様子。

あまりにも粉塵が舞うので少し湿らせながらやっています。

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素人が思っているよりも時間がかかる工程について

施工を行った事務所は、コンクリ躯体の上に接着剤を塗って、その上にタイルカーペットを貼った状態でした。

ですので、タイルカーペットをぺりぺりとはがして、接着剤をそぎ落とせば完了だと思っていたのです。

 

実際、タイルカーペットを剥がすまでは簡単です。

しかし、そこからが引くくらい大変だった...

 

 

実際にやってみて大変だった作業は以下。

・接着剤の除去

・耐水シール剤を塗る

・クリアコートを塗る

 

それぞれ詳しく解説します。

 

 

接着剤の除去

タイルカーペットを固定していた接着剤が黄色く、しかもかなりベタベタしている(あたりまえ)ので、これをこそぎ落とすことに。

 

しかし、これをヘラなどで削っていくのは現実的ではないのでサンダー(硬いものを削る電動工具)を使うことに。

 

BOSCH(ボッシュ) 吸じんマルチサンダー PSM80A

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マキタ ディスクグラインダ 高速型 100mm 9533B

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ここで大変なのが、騒音&粉塵がすごいということと、シンプルに時間がかかるということ。

 

まずサンダーでコンクリート表面を削っているわけですから、削った粉が舞い上がります。

サンダー自体の音もかなり大きいので、近隣の住宅への配慮で店舗のシャッターを降ろした状態で実施します。

 

すると、粉塵の逃げ場がないので部屋の中が接着剤&コンクリのガスでいっぱいに。笑

 

 

部屋を開け放てば粉塵と騒音で周りに迷惑が。

締め切れば我々の命が危ない。

という二択。しかし削り始めた以上は後戻りできないのでした。

 

誰かがどこからともなく持ってきた医療用のガスマスクをつけることでことなきを得ましたが、肺の病気になってもおかしくない状況でした。

 

 

時間的には、12畳ほどの空間が2日程度かかりました。

早朝と夕方以降は騒音を出せないので作業ができませんし、日中も休憩を取りながらでないと体調を崩しかねません。

 

また、後述しますがサンダーやグラインダーにセットする砥石も、普通のものではできませんでした。

 

 

ちなみに、本来であればこの接着剤は特殊な薬剤を使用して除去するのですが、これは薬剤の専門的な知識がないとできない作業(接着剤の種類などを判断して薬剤を組み合わせるらしい)だそうで、業者さんにお願いすることになります。

お金がいくらあっても足りません。

 

耐水シール剤を塗る

接着剤の除去が終われば、今度は耐水性を持たせるために表面をコートする薬剤を塗っていきます。

 

 

これはなくても大丈夫か?とも思いましたが、コンクリートは水がしみ込むと、気温の変化などで膨張・収縮を繰り返して崩壊する恐れがあるとのこと。やるしかないではないか

 

 

コート剤を塗る前に、コンクリ表面をコート剤をきっちりくっつけるためのプライマーという表面処理剤を塗ります。

これはコンクリの溝を埋める役割も果たすので、結構重要。

 

 

 

 

しかしこいつ、溶剤です。

狭いフロアにこもってこれを塗るとシンナーで脳みそをやられてしまいます。

(実際気持ち悪くなりました。次の日も口の中に変な味が…) 

(使用する薬剤にもよりますが、特に女性の方は子宮に後遺症が残る可能性もあるとのこと。絶対に注意!)

 

匂いもかなりきついので、近隣住宅への配慮を絶対に行ってください。

最悪、通報されてもおかしくありません。

 

この作業は1日で完了。

しかし換気の時間も大事です。

 

 

クリアコート剤を塗る

クリアコートという薬剤を使用します。

 

 

 

 

プライマーで一応防水性はあるのですが、それを強めるために。

プライマーのみでは削れてしまったら最後、耐水性はゼロになりますので、表面を硬化させる目的でクリアコートを塗っていきます。

 

これを塗るのは簡単です!

ローラーでうすーく塗装すればOK!

 

これは二度塗りしたほうがいいでしょう。

一度塗った状態で水をこぼしたところ、表面が白くなって少しダメージを受けている様子でした。

 

 

 

 

これにて作業は完了です。 

 

 

大変なのは作業だけではない!意外とかさんで行く出費

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辛いところはあるとはいえ、時間かけりゃ全然いけんじゃん。と思った人もいると思います。

ですが、結果的には出費も大きくなっていました。

 

ローラーやら薬剤を出す入れ物やらを買うと軽く3,000円程度かかりますし、薬剤類も単価が高いものばかり。

 

塗る面積にもよりますが、「これで足りるかな」と思った量で収まらなかった時はすぐにホームセンターに走らねばなりません。この度に出費は大きく。

 

もちろん、このローラーやハケなどを洗う洗い場もぐっちゃぐちゃです(性格)。

 

 

また、接着剤を剥がすタイミングで電動工具を購入する場合、その時点で20,000円は軽く飛んでいきます。

 

安くてパワーのない工具を買うと延々と時間がかかりますし、また着脱式の砥石部分も高価なものを必要とします。しかもそれは接着剤が溝に入り込んですぐにダメになります。

 

これでいいでしょ...と買ったものが全く削ってくれなかった。なんてこともやりました。

 

 

 

まとめ

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当たり前ですが、打ちっぱなしのラボ風なインテリアにしたい場合はおとなしくプロの業者さんにお願いしたほうが綺麗で早いです。

 

お金とコストを惜しんでコンクリ部分をむき出しにして終わりにしたお店なんかもありますが、個人的にはおすすめしません。ポロポロと少しずつ劣化していくのが気になって仕方がないでしょう。笑

 

 

もし、予算に限りがある状態でカフェなどの店舗をDIYで作りたいんだ!という意識がある場合は、チャレンジする価値はあります。

その場合は、粉塵や薬剤によって体調を崩さないためにも、多めの日数がかかる見積もりで行うことをおすすめします!

 

 

DIYerさんたちのお力になれれば幸いなので、質問等あればコメントまで。

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